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ベンツのSLS AMGが好きすぎる人のブログです - ガルウィングドア

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ガルウィングドア

SLS AMGで最も注目されるポイント、ガルウィングドアは70度の角度で上方に開きます。これもかつての300SLの特徴の再現となります。300SLがはじめて市販用でガルウィングドアを採用した車種になります。
SLS AMGの方ではシートは地上から369mmと低くなっているのですがサイドシルの厚みを抑えて乗降性を優先させています。

メルセデス・ベンツの300SLではじめてガルウィングドアが採用されたのが1954年のことです。それ以来ガルウィングドアはスポーツカーやスーパーカーと呼ばれるような車の特徴となりました。
デザイン性はもちろんですが、それだけではなく低車高車の乗り降りをしやすくするという側面があります。

ガルウィングと似たようなドアのデザインとしては他にいくつかでてきたことがありました。
例えば、ドアが斜め前方に持ち上がるタイプのものは「ポップアップドア」と呼ばれました。
また、ランボルギーニ・カウンタックで使われていたのはハサミのように車体の中心点に直交する軸をもつ一点で斜め前方に持ち上がる「シザードア」。シザードアは「ジャックナイフドア」「ランボルギーニドア」などとも呼ばれます。

マクラーレン・F1やメルセデス・ベンツSLRマクラーレンのように斜めの軸上2点のヒンジで外側斜め前方に持ち上がるタイプのものは「インセクトウィングドア」といいます。「ディへドラルドア」だとか「バタフライドア」と呼ばれることもあります